小平の庭
既製品に頼らない手仕事の庭
新築のお客様で外構、庭の依頼がありました。
最初に現地にうかがった時の印象は家の周りが屋敷林に囲まれていて隣には用水路が流れており、森の中にいるような雰囲気だったのでこの周りの環境に溶け込むように、かつ庭としてもしっかりと味をだしていけたらと思いました。
お施主様はこちらの提案したプランを気に入ってくださり打ち合わせもスムーズにすすみました。
お隣さんとの境界は耐久性のあるハードウッドのウッドフェンスで仕切り、用水路側の境界の半分は助成金を利用して背の低い生垣をつくり、残りのスペースはお客様の希望も合って行き来できるようにあけてあります。
門袖は石積みで力強さを出してアプローチと駐車場は同じラインで仕切り、芝生、石の素材を織り交ぜることによって一体感をだしました。
庭の部分になる門袖の石積みの内側からは水が流れでて水のたまり場をつくりました。これはお施主様のお子様たちが水場で遊べるようにとつくりました。
中庭は芝生をメインとしその他にもお子様たちがわくわくして遊べるような仕掛けをしてあります。
ご家族にとってもモミジ、四季を彩る下草、苔、水が流れ落ちる音、月日と共に趣を増していく竹垣など見て楽しめるようにしてあります。
お施主様の理解もあって外構から庭まですべて職人の手仕事ですべて作りました。
その結果、既製品に頼らないけど耐久性があって趣のある外構、庭にすることができました。