市ヶ谷の庭
古い素材と新しい素材を織り交ぜてつくる庭。
以前は100坪くらいあるお庭だったんですが縮小することになり、敷地の奥に庭としての出来る限りのスペースをとっていただきました。
条件的にはベストとは言えない場所でしたが以前のお庭のものを残して使って欲しいとの要望がありと出来る限り石や植木などは既存のものを使いました。
広さはそれほどなかったですが既存のフェンスよりウッドフェンスでスクリーンをつくったほうがより奥行きのある空間になることを納得していただき、既存のコンクリートの基礎を隠すために元々あった木曽石を積んで花壇にしたり、マイナスの部分をクリアしていきました。
新しく植えた雑木は数年後には窓からのいい目隠しになるでしょう。
今回は庭全体をしっっかり作り込まずあえて植物の成長を期待して残した部分もあって年月の経過を楽しみの一つとして残しておきました。
以前から慣れ親しんだ素材や植木を織り交ぜて新しい庭になったと思います。
今後も新しい思い出を作って行っていただきたいと思います。