国分寺のお庭の改修
休日に家族で楽しむお庭
ご実家のリフォームに伴って庭も作り直したいとのご要望がありました。
以前の庭はご両親が少しずつ作っていったお庭でブルーベリーは挿し木で育て今は背丈を超える大きさになっているものが多くありました。ほかにもミカンなどの柑橘類や飛び石平板など庭を構成する素材としても沢山ありましたので再利用して新しいお庭にとりいれることで世代を超えたお庭にしたいと考えました。
小さなお子様が2人いらしたのでお子様たちが走り遊べる空間とご主人様の趣味の家庭菜園の空間、既存の果樹をまとめて回遊できるように果樹エリア、ウッドデッキスペースといった部分を分けてかつそれぞれがつながりのある様に構成してみました。
家庭菜園の部分には畑仕事の途中で一息できるよう松の一枚板を利用して造ったベンチ兼物置を置きました。そこから果樹エリアまでの通路には既存のレンガや平板を使い果樹を収穫しやすいように真砂土のタタキ仕上げで園路を作りました。
ウッドデッキのステップには大谷石とその周りには角のあるグリ石で石張をしてお子様達が靴の泥をここで落としてデッキに上がれるようにしました。
お子さまたちが遊べる芝地には既存の飛び石も遊び心でリズミカルに配して花壇スペースは奥様が季節の花を植え替えるように石組で区分けし、収納スペースである物置もウッドデッキで使ったイタウバ材を利用したいとのお施主様の希望もあってより統一感のある空間になったと思います。
お子さまたちにとって野菜作りや果樹の収穫といった自然の恵みや木の成長を見ることができとてもいい環境になると思います。
ご家族のいい思い出作りになるお庭になってくれるよう願っております。